外壁塗装まとめ - Summary

「外壁の色を変えたい」「外壁リフォームをどこに頼んだらいいのかわからない」そんな方多いと思います。特に、初めて外壁リフォームを検討されている方は、「費用は?」「期間は?」など、わからない事が多いと思います。そんな方のために「外壁リフォームの基礎」をまとめてみました!

外壁塗装が必要な理由

  • 外壁を保護する機能

  • 外壁の塗り替えで形成された塗膜は、紫外線・雨風などの自然環境が発生させるダメージを、外壁が直接受けないように防いでくれています。

    外壁を守る塗膜がなくなってしまうと、外壁に直接ダメージが入り込み、建設物自体の劣化を早めて長く住めない建物になてしまうため、外壁の塗り替えが必要になります。

  • 地域制にあった特別な保護ができる

  • 「鉄部が錆びやすい」「ひび割れしやすい」といった地域と特有の現象にも対応できる特別な保護もすることが可能です。

  • 景観を保つ効果

  • 色を調節することにより周りの家との調和が生まれ、街並みを綺麗にしてくれる効果もあります。

外壁を塗り替えるということは、あなたの大切な家を守ることと同じことだと言えます。

外壁リフォームの費用・相場について

実際に外壁の塗り替えをした場合、どのくらい費用が掛かるのでしょう?

外壁の塗り替えにかかる費用相場を見てみましょう。

一般的な住宅である約30坪(外壁の面積約118.8㎡)の建物の場合は60~120万円前後。
アパートなどの大きな建物約100坪(外壁面積約330.58㎡)の場合は150~400万円前後。

※アパート、マンションの場合は、縦に長い建物もあるため、外壁面積が増える分費用も上がります。

外壁の塗り替えは、「塗り替えの面積」「使用する塗料」「下地の状態」これらによって費用が変動します。

適正な費用を出してもらうために優良業者から見積もりを取ろう

外壁の塗り替え費用を確かめるためには、必ず優良業者にお願いをしないといけません。

もし、悪徳業者に頼んでしまった場合はどんなことが起きるのでしょうか?

  • 適正相場より高い見積り費用を提示される
  • 適正相場より低い見積り費用を提示される

外壁の塗り替え費用は、適正相場より高くても低くてもいけません。

適正相場よりも「高い」「低い」見積りを塗装業者が出してきた場合、騙されている・詐欺にあっている可能性があります。

適正相場より高い見積り費用を提示された場合

  • 塗り替え面積を余計に計算
  • 必要のない項目が追加されている
  • 必要のないグレードの高い塗料が使われている

費用が高いということには、必ず何かしらの理由が存在しているはずです。

なぜ高いのか?根拠のある説明ができない業者へ頼んでしまわないようにしなくてはいけません。

適正相場より低い見積り費用を提示された場合 適正相場より低い見積り費用を提示された場合

  • 必要な塗り替えの項目が省かれている
  • 塗り替え期間が短く設定されている
    ※塗り替えには決まった手順(日程)が存在しています。
  • 技術のない職人(新人・アルバイト)があてがわれている

費用が低いということには、必ず何かしらの理由が存在しているはずです。

なぜ低いのか?根拠のある説明がきちんとできない業者へ頼んでしまわないようにしなくてはいけません

外壁を塗り替える工程と期間

外壁の塗り替え工程には、決まった手順があります。

例えば、どのような順番で進めるか、塗料の乾燥はどのくらい必要か?、こういった基本的なルールを守ったうえでないと、良い塗り替えはできません。

塗り替えが手順通り進行しているか、正しい手順が組まれているのか判断できるように正しい手順を知っておきましょう。

  1. 着工近隣挨拶
  2. 仮設足場設置
  3. 高圧洗浄
  4. 養生
  5. 下地調整
  6. ①下塗り
    ②中塗り
    ③上塗り
  7. 立会検査
  8. 仮設足場撤去
  9. 清掃・完了

どの工程も必ず必要なものです。例えば”塗り替え前の洗浄をしない””すぐに済ませる”といったことが起きると、塗り替え面がきれいでない為、塗料が密着せず、すぐにはがれる原因となってしまいます。

各工程をしっかり行うことで、外壁の塗り替えを成功させることが可能となることを覚えておきましょう。

※雨が降ったらどうなるの?
外壁の塗り替え中に雨が降ってしまった場合、塗料の乾燥が遅れたり外壁面が濡れているため塗り替えができない状態になったりします。この状態ではすぐに塗装はできませんが、悪徳業者の場合、かまわずに作業を続けて少しでも早く塗り替え作業を終わらせて完了させようとします。基本的に雨が降ったら『塗り替えは中止』『延期』ということを覚えておきましょう。

施工管理

  • 事前に職人と綿密な打合せして行います。
  • 施工状況を写真に残し管理します。
  • 作業進捗状況を報告書にて管理します。
  • 施工中の問題点は常に施主様に相談いたします。

安全管理

  • 作業用足場・シート養生の点検
  • 高所作業をする職人へのヘルメット着用の確認
  • 工事車両の駐車時はカラーコーンの設置